CITOROEN GSチャーム制作

お知らせ 2013年12月10日

CITOROEN GSチャーム制作

 

新しいチャームつくろうぜ!

てなことになって我らが愛車シトロエンGSのキーホルダーを作ることになった。

職権乱用?

NO。資料提供です。

欲しかっただけだろう?

YES!パッと見ふつうだけど、よく見ると変わったとこしか無い面白い子なんですよ。

みんなに好きになってほしいのですシトロエンGS。_ROC8154写真をイラスト化してデータ作り。

左の列の3台が出来上がりイメージ。

右上の線が革に押す判子の原寸データ。

右下の黒い影が革をスパッと裁断する抜型のデータ。

ここまで複雑な曲線を厚い革から切り出す場合は、

革切包丁を手に持ってカットする手断ちよりも、

型で均一に圧力をかけてカットしたほうが美しいです。
_ROC8162写真中央の鉄の枠が完成した抜型。

スウェーデン鋼・火造り・ビク刃などのタイプがあるのですが、

仕上がってくるまでの時間、型の耐久性、求める精度、コスト

これらを天秤にかけて型のタイプを決めます。

今回は、仕上がりが早くコストパフォーマンスの高いスウェーデン鋼。

革の上に型を置いて油圧裁断機で圧力をかけてカットします。_ROC8164ニーーーッてうなる裁断機のボタンをプッシュするとウブッシュ!って音がしてカットされます。

アホな表現ですが実際こんな音がするっす。

ウブシュ!の「ュ」が濁っていると完全に切れてない場合が多いです。

ホントっす。_ROC8157裁断機と戯れていたら革に押す金版が仕上がってきました。

革製品に押されるブランドネームの判子でポピュラーなタイプです。

押し機のタイプによって削りだす材料の仕様が変わります。

今回は位置決めがシビアなのでギリギリまで余分を削っていただきました。

押しの工程は長くなっちゃうからまた今度書きますね。

カットした革に熱を入れた金版をギュッと押し付けて完成。

_ROC8169
ぎゃっ!かわええ!!(親バカ自画自賛)

さて、そんなレザーチャーム。

ひとまずキーホルダーにしてガチャガチャに投入します。

また、制作受注いただいたバッグの好きな場所にも押すことができますよ。

展示会でお会いできることを楽しみしております!

詳細は前回のエントリを!)

後3日しかないけどきっと大丈夫。きっと間に合う。

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